開催中の展覧会
ナース刺繍 個展
『陰影』
会期と開廊日
- 会期
- 2026年10月9日(金)〜11月29日(日)
- 開廊日
-
金・土・日
+10月12日(月・祝)、11月3日(火・祝)、11月23日(月・祝)
会期中の開廊は27日間です - 開廊時間
- 13:00〜19:00
- 入場
- 無料。どなたでも入れます
- 会場
-
ペンネギャラリー・横浜関内
横浜市中区相生町2-52 泰生ポーチ402
馬車道駅・関内駅から徒歩5分 - ご来場にあたって
- 会場はビルの4階で、エレベーターがありません。階段の昇り降りにお手伝いが必要な方は、事前にご相談ください。
この展覧会について
陰影は、レントゲンやCTの画像に写る影のことです。内臓や骨などに発生した病変は、影となって現れます。
ナース刺繍は、脳神経内科の看護師として働きながら刺繍を続けてきました。仕事で目にする画像、身につける服、手に取る道具が、そのままモチーフになっています。「人間の体はきれいだ」という実感から始まった刺繍です。
レントゲン写真を糸でたどることに、母親が子どもの着物の背に魔除けの刺繍を縫う、背守りという風習と近いものを感じます。病変を見つけるために数分で読まれる画像に、何十時間もの針が重なります。その時間は、祈りに近いものだと思います。
本展では、これまでの作品を中心に展示します。
企画・文 介川貴晶
出品作家
ナース刺繍。脳神経内科看護師・刺繍家。福岡市在住。
「生きていること」「内観」をテーマに、人体や医療画像をモチーフにした刺繍作品を制作。
体の内側を、外からは見えない場所を、繰り返し縫ってきました。個展のタイトルも『Nurse's Dream』(2022)、『骨盤時間』(2023)、『内視鏡』(2024・2026)と、いずれも体の内部に向いています。
アーティストトーク
会期中の11月22日(日)18:00〜20:00に、アーティストトークをひらきます。出演はナース刺繍、ファシリテーターは臼井悠さん(編集者・アーバンのママ)です。会場は同じビル1階の泰生ポーチフロントです。
参加費1,000円(お飲み物付)、定員20名、要予約。申込の方法は、決まりしだいこのページでお知らせします。
この場所について
作品の画像を画面で見ることが増えました。展示に行かなくても、たいていのものは見られます。
ペンネギャラリーは、社会に触れる現代美術を展示する場所です。作品には、作った人が意図した以上のものが写り込みます。
そうして作られたものが社会とつながる道は、いまのところ売れることに寄っています。市場は分かりやすい物差しですが、作品が世の中に効く道はそこだけではないはずです。ここは、売ること以外の接続点を探す場所として運営します。
ペンネは、インターネットのデザインとプログラムを作っています。作品が人に届くまでには、たくさんの手が入ります。どこを切り取るか、どんな色で出すか、何と並べるか、どんな言葉を添えるか。画面で見るときは、大きさまで変わります。縦2メートルの絵も、手のひらに載る版画も、同じ大きさになります。
そうした手が、なるべく入っていない状態を「原寸」と呼ぶことにしました。大きさのことだけでなく、第三者の編集や投影をできるだけ減らした状態のことです。
横浜・関内、さくら通りに面したビルの4階に、9.4㎡の部屋があります。平日はペンネの事務所として使い、金・土・日に展覧会をひらきます。同じビルの屋上も使えるので、室内に収まらないものは外に出せます。
決して広くはありません。できるのは、少ない点数を、そのままの大きさで見てもらうことです。
ペンネ株式会社 代表取締役 介川貴晶
この場所でできること
展示は無料で、どなたでも入れます。イベントによっては参加費をいただく場合があります。
スペースを貸し出す貸画廊ではありません。展示はすべて自主企画で、ペンネから声をかける場合と、持ち込みのご相談を受ける場合があります。どちらの場合も、一緒に企画を作ります。専属契約はしません。一度かぎりで終わらせず、続く関係を育てていけたらと思っています。
作品やグッズの販売(オンライン含む)にも取り組みます。あわせて、展示の記録、活動を外へ届ける発信、ポートフォリオサイトの制作なども、必要に応じてご一緒できます。
「こんな展示をしたい」「相談したい」という方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
開廊情報